今回は、ソフトバンクホークスの野村大樹選手をご紹介します。
宝塚市出身で、中学校から偏差値69の同志社中学校で学び、高校は清宮幸太郎に憧れて早稲田実業へと進んだ文武両道の選手です。
お父さんとのプロ野球選手になるにあたり交わした約束や、奥様についてもご紹介していきます。最後までお付き合いください。
野村大樹はどんな選手?身長、体重、出身中学校など
野村大樹(のむら だいじゅ)内野手 右投右打
身長 171㎝
体重 84キロ
2000年9月10日 生まれ(23歳)
兵庫県宝塚市出身
同志社中学校
早稲田実業学校高等部
2018年 ドラフト3位指名 背番号55
5歳だった2006年に初めて観戦した高校野球の試合が、第88回全国高等学校野球選手権大会決勝だったそうで、話題になった斎藤佑樹選手を擁する早稲田実業がこの試合でチームを初優勝に導いたことが、後に同校への進学を決めるきっかけになったんだとか。
小学1年時から軟式野球を始めた野村選手ですが、「文武両道」を掲げる家族の方針どおりに勉強と野球を両立させ、偏差値69の同志社中学校へ進学しました。在学中は、当初は枚方ボーイズに所属しレギュラーを獲得していましたが、途中で大阪福島シニアへ移籍すると、4番打者や捕手を任されていました。当時のチームメイトには、小園海斗(こぞの かいと・現広島東洋カープ)選手、増田陸(ますだ りく・現読売ジャイアンツ)選手、濱将乃介(はま しょうのすけ・現中日ドラゴンズ)選手などがいます。
また、その頃、第97回全国高等学校野球選手権大会で1歳年上の清宮幸太郎(日本ハムファイターズ)選手が3番打者として活躍する姿を甲子園球場で目の当たりにし、「早稲田(実業)で4番を打ちたい」と決意した野村選手は、同志社中学校が中高一貫校であったにもかかわらず、中学校からの卒業を機に、早稲田実業学校高等部へ入学しました。
野村大樹 同志社中学校、早稲田実業での成績
中学3年生の時に、松山坊っちゃんスタジアムで開かれたU-15アジアチャレンジマッチ2015に、野球日本代表の一員として小園選手と揃って出場しました。捕手としての選出でしたが、実際には「5番・一塁手」として起用されました。
早稲田実業では、春季東京都大会後から清宮選手に代わって4番打者に抜擢。三塁手として起用されながら、3番に座る清宮選手などとのクリーンアップで注目を集めました。1年秋の東京都大会では、日本大学第三高校との決勝戦で、9回裏の打席で2点本塁打。チームをサヨナラ勝利と翌年の第89回選抜高等学校野球大会出場へ導く大活躍をしました。その直後に出場した第47回明治神宮野球大会でも、通算3試合で9打数5安打1本塁打6打点と活躍し、高校の部の準優勝に貢献します。新2年生として臨んだ翌年の選抜大会でも、通算2試合で9打数5安打2打点を記録するなど本当に勝負強い選手だったようです。
チーム事情で再び捕手へ転向しましたが、対外試合によってはなんと、投手として登板することもあったようです。その後、主将を務めるとともに、「3番・三塁手」として打撃へ専念し、在学中に対外試合で放った本塁打が通算で68本にまで達しました。内野手が外野手、投手が内野手などはあると思いますが、野村選手ほど捕手と投手など様々なポジションを守ることが出来る選手は珍しいのではないでしょうか。それにしても学生時代から本当に、勉強だけではなく野球でも華々しい活躍をしてきた選手。凄いの一言ですね!
野村大樹の年俸は?
入団時 契約金5000万円、年俸600万円(金額は推定)
2023年契約更改時 950万円(金額は推定)
野村大樹の父は野球好き?父との約束とは
野村選手が野球を好きになったきっかけはお父さんの影響のようです。
阪神タイガースのファンだったお父さんに阪神甲子園球場に連れて行ってもらったことで、野球に興味を持ったようです。父・大地さんは厳格なエリート銀行マンとのことです。
野村選手は早稲田実業時代、1年生から4番打者として通算68本塁打を放ったスラッガーでしたが、決して甘い世界ではないだけに、当初、父・大地さんからはプロを目指すことに難色を示されていたそうです。そこで「(高校)最後の夏で2試合に1本、ホームランを打ったらプロに行かせてほしい」と提案。30試合で17本塁打を放ったことでプロの世界へと送り出してもらいました。また、プロ入りの際にも5年を目安に芽が出ないようなら大学に入り直すことを約束したそうです。
野村選手は、偉大なお父さんに認めてもらうためにも、一生懸命浮かれることなく日々努力を続けているようです。
野村大樹の結婚相手は?プロポーズに赤いバラ
さて、家族というと、野村選手は2022年、知人の紹介で出会った静岡県出身の同じ年の一般女性とご結婚されました。大阪市内のホテルで、野球ボールの縫い目と同じ108本の赤いバラを準備してプロポーズをしたんだとか。ロマンチックですね。奥さんは食事面で万全のサポートをして下っているそうです。一生懸命サポートしてくださる奥さんの為にも、激戦区となる正三塁手の座を奪い、ブレークしたいところですね!奥さんの応援には結果で答える、と力強く語っていた野村選手なので、今季の活躍もとても楽しみです。
さて、今回はポジション争いが益々過熱しているソフトバンクホークスの3塁手としてスタメンを目指す野村大樹選手についてご紹介しました。学生時代から本当に勝負強い選手だったことがわかりましたね。2024年の若きスラッガーの覚醒が楽しみです。ここぞという場面で打ってチームを盛り上げて欲しいですね!今後の活躍からも目が離せません。
※2024年7月5日に野村大樹選手は、
西武ライオンズの育成選手、齊藤大将投手とのトレードが発表されました。
正直、野村選手は、
ホークスにこのままいても
なかなか出場の機会が少ないような気がしていました。
年齢的にもまだまだ若いですし、
今後出場機会でいえば、絶対西武の方が多いと思いますので、
トレードされて良かったような気がします。
ポテンシャルはとても高い選手だと思いますので、
西武ライオンズで活躍することをお祈りしています!
野村選手、新天地でも頑張って!!!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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